茅ヶ崎市はジオ・サーチ(株)と東京大学生産技術研究所と連携し、災害時の道路機能確保に向けた共同調査を始める。
路面陥没は災害時に道路機能確保を阻害する。それを未然に防ぐため、1月下旬から路面下の空洞を調査し、地盤工学や都市計画などの学術的な知見を取り入れ、予防保全対策となる仕組みを検討していくという。
道路下の空洞をマイクロ波で発見する技術を世界で初めて開発したジオ・サーチ(株)の探査車「スケルカー」が市内道路を調査。道路の中を3次元で可視化できるのが特徴だ。1・5メートルから1・8メートルの地下の空洞を見つけることができるという。
調査個所はJR東海道線以南の主な道路で、補修の必要性が見つかった場合に病院など緊急性の高い道路から補修するのかなど優先順序など含めた災害時の道路機能確保に向けた仕組みを検証する。市都市政策課によると、これまでの空洞調査は道路の維持管理などが主な目的だった。しかし今回の共同研究は防災・減災対策が目的で全国的にも珍しい取り組みだという。8月までに対策の仕組みの検討などを行う予定。
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