茅ヶ崎市文化資料館 おうちでミュージアム 連載Vol.10
写 真
写真からはさまざまなことがわかります。文字としての記録があまり残っていない場合や、記録があったとしても想像し難いものもあります。
左の写真は1960年頃の鶴嶺参道の写真です。江戸時代はじめに鶴嶺八幡社から東海道(現国道1号)までの約420間(約760m)に松を植え、参道を整備したとの記録があります。もちろん当時の松はありませんが、時代ごとに補植が繰り返され、往時の面影を偲ぶ松並木の景観を伝えているということで昭和44年に市の天然記念物に指定されました。平成19年度から参道整備が開始され、市道となり、現在の景観になりました。
茅ヶ崎市文化資料館では、人の営みやまちの変化の記憶を保存するため、市内で撮影された写真を収集しています。自宅等で古い写真が出てきた際にはご一報下さい。
50年の歴史に幕引き
現在、市内堤に(仮称)茅ヶ崎市歴史文化交流館(博物館)を建設中です。当館はその移転準備のため、3月末をもって閉館します。令和2年3月からコロナの影響で臨時休館を続けており、市民の皆様に直接ご挨拶することが叶わないまま開館から約50年の幕を閉じることになりました。新しい博物館が開館した際にはぜひお越しください。なお、閉館後も電話によるレファレンス等の対応は行っています。
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