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耳を澄ませば「加山さん」 商業施設などの館内放送

社会

掲載号:2021年4月9日号

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今回のプロジェクトのポスター
今回のプロジェクトのポスター

 茅ヶ崎出身の歌手・俳優で、「若大将」の名で親しまれている加山雄三さん(83)のデジタル音声を活用した「茅ヶ崎に愛を込めて」プロジェクトが、4月5日からスタートした。市内の商業施設や公共施設などで、加山さんの”コエ”を聞くことができる。

 「雄三通りのスーパーマーケットといえば、たまやさんですね。たまやさんのおいしいお肉と野菜を食べて、元気で楽しい毎日をおくりましょう」-。雄三通りにあるたまや幸町店では、1日に30分に1回、加山さんのデジタル音声が店内で流れ、来店者を楽しませている。

 今回のプロジェクトは、2020年に芸能活動60周年を迎えた加山さんが、新型コロナの影響で苦しむ地元に何かできないかと提案したことがきっかけ。茅ヶ崎市や商店会連合会、商工会議所青年部、(株)加山プロモーション、エイベックス子会社のコエステ(株)が協力し、人工知能(AI)や合成音声技術を駆使して加山さんの声を忠実に再現した。

加山さん「自分でもびっくり」

 デジタル音声はたまや幸町店のほかに、市内のラスカ、イトーヨーカドー、湯快爽快、市役所、文化会館、ゆかりの人物館、市総合体育館、市体育館、茅ヶ崎公園野球場、柳島しおさい公園、市立病院の館内放送で使用。アナウンスのフレーズは、施設ごとに異なる。

 故郷を盛り上げようと企画した加山さんは、「自分でもびっくりするくらい、本当にしゃべっているような仕上がり。僕の『コエ』で茅ヶ崎のみなさんが元気になってもらえたら。街なかでお会いしましょう」とコメントした。

 加山さんは2010年7月、スポーツや文化などの分野で優れた功績を与えた人に贈呈される「茅ヶ崎市民栄誉賞」を受賞。茅ヶ崎市産業振興課は、「街を代表する加山さんが地元を元気づけようとしてくれたことに感謝。茅ヶ崎が元気になるきっかけになれば」と期待を寄せた。デジタル音声の使用期間は未定。

発車ベル変更へ署名活動続く

 市内では昨年11月から、JR相模線・茅ケ崎駅の発車ベルを加山さんの楽曲『海 その愛』にしてもらおうと、商工会議所青年部が中心となって署名活動が展開されている。

 3月末までに約5800人の署名が集まっており、1万人を目指して活動は引き続き行われる。署名に関する詳細は専用サイト=左記=へ。
 

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