茅ヶ崎市は5月30日に行った定例記者会見で、現在進めている保健所・保健センターの整備について、供用開始時期が当初予定の2026年度後半から27年度中へと延期されると明らかにした。1月に行った建設工事に関する入札が中止になったことを受けたもの。
市は1月に同センターの建設工事に関わる入札を行ったが、1回目では落札者が決まらず、同日開催された2回目は入札者がいない「不調」となった。
これを受け市では、関係各所で条件面などの見直しを行い、再度5月8日に公告し入札を行った。今後落札者が決まれば、議会での承認を経て着工となるが、2026年度後半としていた供用開始時期の延期が避けられない状況となった。
保健所・保健センターは、茅ヶ崎1丁目の現施設が1971年の完成から50年以上が経過し、施設の狭さや老朽化が課題となっていること、県平塚保健福祉事務所茅ケ崎支所の施設を借用していることなどから、より市民のニーズにあった事業の実施などを目的に、地域医療センター南側(イオン茅ヶ崎中央店北側)へと移転・整備されることが決まった。
また、同センター内には、子どもの発達や子育てに悩みを抱える保護者の相談を受け、関係機関と連携して適切な療育につなぐ「こどもセンター」の開設も予定されている。
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