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公開日:2026.05.29

鶴嶺小学校 「百年桜」次の世代に 保全・再生事業を実施

  • 記念式典のようす(上=提供)、傷んだ部分に薬品を塗布(右=提供)、設置された看板(左)

    記念式典のようす(上=提供)、傷んだ部分に薬品を塗布(右=提供)、設置された看板(左)

 茅ヶ崎市立鶴嶺小学校(日高大司郎校長)で昨年度、創立当初に植えられたと伝わる「百年桜」の保全・再生事業が行われた。このほど児童や学校関係者らも出席して記念式典が開催された。

 1909(明治42)年に開校した鶴嶺小学校。創立から間もない頃、初代校長の宮崎廣三郎が植木市で売れ残ったソメイヨシノを1本3銭で買い、20数本を校庭に植えたと伝わっている。

 その中で唯一残るのが校庭の東側に立つ「百年桜」だ。ソメイヨシノの寿命が60〜80年と言われるなか異例の長寿となっているが、傷みが目立つようになったことから、2008年度に100周年を記念して、延命のための事業が行われた。

 その後も桜は毎年花を咲かせているが「前回から約20年が経ち、そろそろ手を入れなくては、と考えていた」と日高校長。公益社団法人かながわトラストみどり財団が実施している「学校環境緑化モデル事業」を知り、24年秋に「まだまだ元気に!百年桜 生き生き 大作戦‼」と題した保全・再生事業を応募し、採択された。

 事業は昨年夏からスタート。前回も担当した地元の「やまなか園建設」に依頼し、土壌の改良、傷んだ部分の切除や薬剤の塗布、弱った枝に支えを設置するなどの作業が行われてきた。

 また学校では、児童が道徳の時間などを利用して、桜の歴史などを学んだ。

 3月24日には同校5年生(当時)や地域住民、PTA─OB会の会員など約180人が出席して式典が行われたほか、事業を記念する看板も設置された。

 日高校長は「百年桜は学校を象徴し、世代を超えて人と人をつなぐ存在になっている。これからも子どもたちを見守ってほしい」と話している。

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