戻る

茅ヶ崎・寒川 トップニュース教育

公開日:2025.08.01

茅ヶ崎市立鶴が台中
ホノルル生徒と交流実習
茅ヶ崎の文化や習慣を発信

  • 平田さんとビデオメッセージの内容を話し合う生徒たち

 茅ヶ崎市立鶴が台中学校では「ホノルルプロジェクト」と題し、茅ヶ崎市と姉妹都市であるホノルル市・郡と生徒間での交流実習に取り組んでいる。今秋には英語の授業を通じ、日本の学校や茅ヶ崎の文化、習慣などをビデオメッセージにして現地に届ける方針。同校では生徒間による姉妹都市交流を発展させたい考えだ。

 このプロジェクトは、「本当のコミュニケーションを通して世界を広げてほしい」との思いから同校の英語教諭が発案。市教育委員会、市秘書課職員の協力のもと、2025年度から3年生を対象に英語授業の一環で活動に乗り出した。ホノルル市・郡の同世代の生徒たちに茅ヶ崎の文化や習慣、同校の様子について英語で紹介することを目的としている。

 9日には姉妹都市交流特命大使の平田梨花さんを講師に招き、3年生全4クラスで特別授業を実施。生徒たちは平田さんが英語で自己紹介した内容を聞き取りしたほか、グループワークとして平田さんからのアドバイスを受けながら班ごとにホノルルに伝えたいテーマを話し合った。

 授業を終え、3年2組学級委員の川瀨駿翔さんは「グループで話してもっと内容を濃くしたメッセージにして伝えたい」と意欲を示した。力石裕司校長は「相手を意識したコミュニケーションを通じて、生徒たちの国際理解、外国や日本、茅ヶ崎への興味や関心を引き出したい。姉妹都市の利点を生かした取り組みにしていきたい」と期待を示した。

「アロハ」であいさつも

 加えて同校では、毎週水曜日をアロハデーとして教職員がアロハシャツを着用するほか、火曜と水曜は「朝のあいさつキャンペーン」として、生徒会の役員たちが正門前で「アローハ」の声かけも行っている。9日は生徒会の声に対し手の甲を相手に見せる「シャカサイン」を示し笑顔でこたえる生徒の姿も見られた。生徒会副会長の中村朱花さんは「皆のあいさつが明るく盛り上がっているのを感じる」と声を弾ませていた。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

茅ヶ崎・寒川 トップニュースの新着記事

茅ヶ崎・寒川 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS