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茅ヶ崎・寒川 人物風土記

公開日:2025.08.22

アフリカ太鼓チーム「おとのわ工房」の代表を務める
柴田 健二さん
寒川町内在住 47歳

「ジャンベ」の魅力伝える

 ○…西アフリカが起源の太鼓「ジャンベ」。その魅力を伝えようと寒川町を中心に活動する「おとのわ工房」の代表を務める。8月23日(土)には一之宮小学校で開催される盆踊りで、演奏の体験やショーを開催する。現在の会員は約10人。「仲間を増やしたい」と積極的にイベントをまわっては、出演の交渉をしているという。「年齢制限はありません。興味があれば、まずはお祭りにきて、一緒に楽しんでもらえれば」

 ○…ジャンベとの出会いは35歳の時。「知り合いに誘われて行った」というアフリカン音楽のコンサートで虜になった。「他の楽器よりも出す音が少ないのに、無限に楽しませてくれた。感動して、思わず涙を流してしまった」という。次の日にはすぐに練習場所を探し、あっという間に熱中していった。生まれ育った大和市では祭りやイベントに何度も参加し、仲間とともに地域を盛り上げてきたという。

 ○…「楽譜が読めなくても、音楽経験がなくても、簡単なリズムからすぐに楽しむことができる。老若男女が親しめるところも良い」とその魅力を語る。「もっと子どもたちに広めていきたい。いずれは部活動にしたいと思っている」と夢見る。

 ○…妻と息子の3人家族。妻との出会いもジャンベがきっかけ。「イベントに出演したり、ともに練習していくなかで仲良くなった。妻のほうが断然うまいんだけどね」とにこり。2019年に寒川町へ移ると、仕事や子育ての傍らで、ともにアフリカ太鼓の普及に勤しんできた。「2人でやるから、太鼓は自宅に10個以上あるんだよ」と話す。家庭はいつでも太鼓とともにあるというが、「息子は今、サッカーに夢中なんだよね」と笑顔を見せた。

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