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茅ヶ崎・寒川 人物風土記

公開日:2026.01.30

「文部科学大臣優秀教職員表彰」を受賞した
武山 晴哉さん
茅ヶ崎市西久保在勤 29歳

  • 武山 晴哉さん (写真1)

「経験重ね、世界拡げて」

 ○…茅ケ崎支援学校で小学6年の肢体不自由教育部門を受け持ち、茅ヶ崎・寒川エリアでは今年度ただ1人、文部科学大臣優秀教職員表彰を受けた。「授業は1人ではできない。周囲のみんなのおかげ。児童にしっかり寄り添った授業をしていきたい」

 ○…評価されたのは、障害があり車イスの児童を対象にした「海の活動」。「潮干狩り」はトレーに砂を敷いて貝殻探しを体験、ウォーターベッドで水の感触に触れたこともあった。「海に入ってみよう」と題し、暗くした部屋にプロジェクターで海の映像を流し、芳香剤で潮の香も用意した。「沢山の刺激を受けて、子どもたちの新たな表情を見ることができた。この経験を元に、生き方を広げてほしい」

 ○…実家は平塚のそば店。大晦日は今も一家総出で手伝うという。「紅白なんて一回も見れたことがない」と苦笑い。教諭を目指したのは、小学校6年時の担任が「誰にでも同じ熱量で接し、本気で叱ってくれる先生」だったこと。大学2年のときに支援級のボランティアに参加し、関わった児童の素直さに触れたことで、支援校の教員免許に必要な単位を取り直した。「じっくりと関わることができ、成長を目の当たりにできる」やりがいを噛みしめている。

 ○…初めての赴任先は平塚の支援校。体育を任され「肢体が不自由な児童にどのような授業をすればいいのか、迷いがあった」。そんな時、先輩教諭からアドバイスされた「トランポリンや回転盤など、児童はほんの少しの揺れの違いからも学んでいく」を実践し「良い表情を引き出すことができた」。医療的ケアが必要な児童もおり、命を預かる責任を感じる日々だが「これからもいろいろな経験を積ませてあげたい」。

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