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茅ヶ崎・寒川 トップニュース文化

公開日:2025.08.22

茅ヶ崎市美術館
「白樺」が広げた西洋美術
9月2日から企画展

  • 岸田劉生『白樺 十週年記念号』第10年4月号表紙、木版多色・紙、1919年、茅ヶ崎市美術館蔵

 茅ヶ崎市美術館は9月2日(火)から、企画展「『白樺』日本における西洋美術の導入と広がり」を開催する。会期は11月9日(日)まで。

 同展は明治から大正にかけて刊行され、西洋美術を紹介するメディアの役割も果たしていた雑誌『白樺』に焦点を当てるもの。

 洋画家で同誌の表紙を多く手掛けた岸田劉生の装幀版画のうち、同館が所蔵する作品をはじめ、創刊者の1人で、自らも美術に強い関心を寄せていた小説家・武者小路実篤の貴重な油彩画のスケッチブックなどを展示する。また、「白樺派」の詩や小説作品、当時主催した西洋美術展の資料や同時代に出版された美術・文芸雑誌なども紹介し、近代日本における西洋美術受容の側面を探る。

 開館時間は午前10時から午後5時(入館4時30分)まで。月曜休館(9月15日、10月13日、11月3日は開館し翌日が休館)。観覧料は一般800円、大学生600円、市内在住65歳以上は400円で、高校生以下の人、障害のある人とその介護者は無料。

 関連イベントとして、手製本やしおり制作のワークショップ、講演会も予定されている。

 詳細は同館のウェブサイトまたは【電話】0467・88・1177へ。

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