戻る

茅ヶ崎・寒川 文化

公開日:2026.07.31

利尻島のウミネコ絵本に 谷島さんが制作

  • 完成した絵本を手にする谷島さん

    完成した絵本を手にする谷島さん

 茅ヶ崎市在住の谷島桜さん(28)がこのほど、北海道・利尻島におけるウミネコの生態を描いた絵本『りしりとうとウミネコのおくりもの』を完成させた。

 谷島さんとカモメの仲間であるウミネコとの「出会い」は7年ほど前。幼い頃から動物が好きで大学でも生物の研究をしており、テーマに選んだのが北海道にだけ生息するモグラの仲間「トウキョウトガリネズミ」だった。第一人者である北海道大学の教授のもと、大学に泊まり込んで研究を続けていた際、ウミネコの研究者として知られる風間健太郎さん(早稲田大学人間科学部)と妻の麻未さんを紹介された。

 風間さんに誘われ、大学4年の6月に国内最大級のウミネコの繁殖地である利尻島での生態調査に参加し「たくましさに感動した」と振り返る。社会人になった後も、大型連休などを利用して調査に2回参加した。

 そんな谷島さんに絵本制作の依頼があったのは昨年3月。風間さんたちが、新聞社などの補助金を活用してウミネコをテーマにした絵本を作ることを決め、調査に参加中に生態に関するイラストを描いていた谷島さんに白羽の矢が立った。

 独学ながら幼い頃から絵を描くことが好きだったという谷島さんも「絵本作りは初めてだったが、美しい利尻島やウミネコたちをもっと多くの人たちに知ってもらいたいと感じていた」と快諾。風間さんらと打ち合わせを重ねながら制作を進め、今年3月に原画が完成した。子どもたちにも分かりやすい絵柄や学校、町役場、利尻山など実際の風景を取り入れることにもこだわった。

 現在は茅ヶ崎市職員として働く谷島さん。入職後の5年間は景観みどり課で勤務し「自然を愛する同僚やたくさんの市民の方と知り合うことができ、茅ヶ崎のことがもっと好きになった。また自然と関わる仕事ができたら」と話している。

 絵本は主に利尻島の小学生などを対象に無償で配布されたもので販売はされていないが、うみかぜテラス1階親子ルームと茅ヶ崎市立図書館本館で展示されており、自由に読むことができる。

茅ヶ崎・寒川 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

茅ヶ崎・寒川 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

茅ヶ崎・寒川 ローカルニュースの新着記事

茅ヶ崎・寒川 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS