市内片岡の県立五領ヶ台高校の跡地について、神奈川県は、3つの児童福祉施設を併設する「児童自立支援拠点」の整備に向けた候補地とすると発表した。
県の想定する自立支援拠点は、情緒障害児短期治療施設と乳児院、知的障害児施設の機能を併設する。
県内2ヵ所の児童養護施設(乳児院を併設)と知的障害児施設を閉鎖して統合させるというもので、情緒障害や発達障害、知的障害のある子どもを複合的に受け入れ、乳幼児期から成人期までの支援を総合的に行おうというものだ。
計画では、政令市と横須賀市を除く地域の子どもを対象とした定員100人の入所施設とし、小児科医や児童精神科医などによる医療ケアも提供する。
県は2017年度の開設を目指しており、五領ヶ台高校跡地を候補地とし、平塚市と調整を進めていくとしている。
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