東八幡にある平塚東工場
横浜ゴム（株）はこのほど、ホース配管事業強化のため平塚東工場（東八幡４の６の40）を長野工場に統合すると発表した。
ホース配管事業は、建設機械用油圧ホースや自動車用油圧ホースなどを中心とする、横浜ゴム工業品事業の中核事業の一つ。国内ホース配管製品生産は、茨城工場でホース、長野工場で金属継ぎ手を作り、平塚東工場でホースと金属継ぎ手の組み付けを行っていた。
しかし建設機械メーカーや自動車メーカーの海外生産強化などによる国内市場環境の変化や、グローバルな競争力強化などの視点から、平塚東と長野の２工場統合を決定。国内生産拠点を３拠点から２拠点に集約することで、業務の効率化を図っていく。
今後は、今年度中に長野工場近郊に新たな土地を取得し、２０１３年度中に長野分工場を建設。平塚東工場の設備移転は２０１４年度中の完了を予定している。移転・統合後の工場跡地１万７千平方メートルの利用については、決まっていない。
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