市内片岡の五領ヶ台高校跡地に計画中の「児童自立支援拠点」について、神奈川県は、現在会期中の県議会定例会に、23億8652万円の工事請負契約に関する議案を上程。年内に着工する見通しで、2017年4月の開所を目指す。
児童自立支援拠点は横浜市内2施設を閉鎖して統合し▽虐待などで情緒や行動に問題の生じた子供が入所する情緒障害児短期治療施設▽家庭での養育が難しい乳児までが入所する乳児院▽知的障害児が入所する障害児入所施設の機能を集約。
精神科医や心理士、看護師らが常駐し、虐待や重度障害など特別支援が必要な子供を一定期間預かり、心や体のケアをしながら養育する。政令市と横須賀市を除く子供を対象に定員100人程度を受け入れる。
県は、障害児ショートステイの実施も検討。担当課は「体育館とグラウンドの地域開放や避難所としての活用も住民の方から要望されているので、検討していきたい」と話している。
建物は鉄筋コンクリート造3階建て。整備予定のプールと体育館は今回の契約に含まれない。
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