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公開日:2017.06.08

江陽中南側一方通行路
「双方向化」答え出ず
新庁舎オープン見据え協議継続

 来年1月の新庁舎グランドオープンにむけて平塚市は周辺道路の整備を進めている。その一環として江陽中学校南側の一方通行路について双方向化を検討してきたが、協議は難航。年内に結論は出ない見通しだ。

 一方通行路は江陽中の校庭と八幡山公園の間を走る幹道28号後谷八幡裏線。およそ180mの直線道路で、新庁舎の敷地内に完成する駐車場が完成すれば、多くの来庁者がこの道を利用するとみられている。

 しかし、平塚郵便局前の五差路と直結し、中学校に近いことから、相互通行化にむけては安全面を指摘する声も少なくない。事実、安全対策にくわえ、県道大島明石線の渋滞緩和のため1980年に相互通行から一方通行に切り替わった経緯もある。市道路整備課によると、今年2月に周辺の交通量調査を実施、警察や関係機関と協議を続けているが、安全性の担保に具体策が見いだせず年内中に結論は出ない見通しだ。

 市担当者は「協議にはまだ時間がかかる」としながらも「来庁者の利便性を考えれば相互通行が望ましい」との見解を示している。

 新庁舎のグランドオープンにむけ、後谷八幡裏線の一部と、浅間町1・2・4号線で車道の拡幅や歩道の整備、傷んだ箇所の舗装工事などを実施している。交通量の増加にむけた安全対策とバリアフリー化が目的で、工期は10月末まで。総事業費は約7900万円。

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