第99回全国高校野球選手権の神奈川大会が7月8日(土)に横浜スタジアムで開幕する。県内189チームが一枚の甲子園切符をかけ3週間にわたり熱戦を繰り広げる。平塚市からは6校が出場、公私の注目校を取材した。
第二シードの平塚学園は80回大会以来19年ぶりの甲子園出場をめざす。2013年(95回大会)では決勝に進み、センバツ大会の補欠校にも選ばれた強豪だが、昨年は5回戦で敗退。八木祟文監督(38)は「機動力を生かして一つひとつ勝ち上がりたい」と昨年のリベンジを期している。
躍進の鍵を握るのは9番ショートの深谷優一郎選手(3年)。持ち前の俊足で出塁し、機動力のある1・2番に好機をつなげる。
昨年大会で創部初の16強に進出した平塚江南。部員37人のうち1年生が19人を占めるフレッシュな陣容で、寺内優星主将(3年)は「1年生が入り競争意識も高まった。16強以上が目標」と意気込んでいる。
今年は富田歩と須藤大翔の2年生投手が中心の守りのチーム。賀澤進監督(60)は「打撃に難があるので投手陣がキー」とロースコアの試合展開を見据える。
開会式後に行われる開幕試合では高浜が初陣を飾る。部員9人という厳しい台所事情を抱えるが「横浜スタジアムは憧れの舞台。全員野球で楽しみながら思い切りプレーしたい」と都外川純平主将(2年)。
市内6校の初戦日程は次の通り。
▽高浜-南/8日午後2時10分〜(横浜スタジアム)
▽平塚農業-川和/9日午前11時30分〜(サーティーフォー相模原球場)
▽平塚湘風-大和西/12日午前11時〜(バッティングパレス相石スタジアムひらつか)
▽平塚工科-足柄/13日午前11時〜(小田原球場)
▽平塚学園-旭丘と津久井の勝者/15日午前11時〜(バッティングパレス相石スタジアムひらつか)
▽平塚江南-七里ガ浜と山手学院の勝者/15日午後1時30分〜(バッティングパレス相石スタジアムひらつか)
決勝戦は7月29日(土)午前11時に横浜スタジアムで行われる。
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