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公開日:2018.11.29

落合市長3選出馬へ
子育て世帯増など成果強調

  • 会見で語る落合市長

 落合克宏市長(61)は27日、記者クラブで会見を開き、任期満了に伴い来春に実施される平塚市長選挙に、3選を目指して出馬する意向を表明した。

 落合市長は会見で「子育て世代が昨年、県内で一番増え、求人倍率が就任当時より上がり、法人税収入も上がっている」と任期中の成果を強調。「賑わい、子育て、福祉施策が功を奏し、良い流れができている。次のステージに向け、まちづくりを進めたいと決意した」と出馬理由を述べた。

 次の4年で取り組みたい施策は、任期中に中学生まで引き上げた小児医療費無料化について所得制限を撤廃▽小規模保育や企業主導型保育の充実、保育士確保による待機児童の解消▽可燃ごみ戸別収集のモデル地区への導入、などを挙げた。

 見附台周辺や龍城ヶ丘プール跡地の開発について「民間活力活用の手法は単なるパブコメだけではなく、民間からの提案が出た段階で、市民の意見を反映する機会を作っていきたい」と述べた。

 中学校給食は、小学校の配食機能も集約した共同調理場を整備するセンター方式で、次の任期中に道筋をたてたいとした。

 落合氏は平塚市職員を22年、市議会議員を2期務め、2011年の市長選で初当選、現在2期目。

 来春の市長選への出馬表明は2人目。新人で奉仕団体役員の谷容子氏が10月に立候補を表明した。

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