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神大移転 「キャンパス継続を要望」 平塚市が議会で言及

教育

掲載号:2019年6月20日号

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 神奈川大学湘南ひらつかキャンパス2学部の横浜移転について、平塚市の中村俊也企画政策部長は市議会定例会で「何らかの形でキャンパスを継続していただくことを大学に要望している」と述べ、存続を求める考えを示した。14日、坂間正昭市議の総括質問に答えた

 神大の計画では、湘南キャンパスにある経営学部は2021年4月にみなとみらいキャンパス、理学部は23年4月に横浜キャンパスに移転開設させる見通し。学部移転後の湘南キャンパスの利活用は「23年を目途に計画の策定を進める」としている。

 神大移転に伴う地元の不安は少なくない。市も「学生による消費の縮小や(土屋への)路線バス減便による交通利便性の低下などの影響が及ぶと考えられる」と危惧する。

 答弁によると、市は移転問題の庁内対策連絡会を設置、大学の動きを注視し、継続を要望しているという。

大学への働きかけ自治会と連携視野

 議会答弁によると、市は落合克宏市長が神大を直接訪問するなど、湘南キャンパスの継続に向けて要望を伝えているが、大学の具体的な考えはまだ示されていないという。

 ただ市は、神大が19年度事業計画書に「経営学部、理学部移転後の、湘南ひらつかキャンパスの利活用については、様々な角度から調査、研究を始める」と明記したことを重視。企画政策部長は「(大学が検討を始めることを)今後の糸口として進捗を確かめていきたい」と期待感を示した。

 地元土屋地区の自治会も昨年、神大移転に関する対策協議会を立ち上げ、移転後の地域活性化や大学への要望を検討している。企画政策部長は「地元と協議の場を設けると共に、要望が反映されるよう様々な場面で大学側に働きかけていく」と述べ、早ければ7月中にも地元協議会と対話の機会を設け、連携して存続活動を進めたい考えだ。

 湘南キャンパスは現在、経営学部と理学部の2学部のほか、大学院経営学研究科と理学研究科が置かれている。

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