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「郷の香」シーズン到来 生落花生の出荷始まる

文化

掲載号:2019年8月15日号

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たわわに実った生落花生を収穫する森さん(7日撮影)
たわわに実った生落花生を収穫する森さん(7日撮影)

 塩茹でで楽しめる生落花生「郷の香」(さとのか)が収穫シーズンを迎えている。生産者らは、強い日差しが照りつけるなか、収穫と袋詰めなどの作業に大忙しだ。ピークは9月中旬まで続き、JA湘南では約8トンの出荷量を見込んでいる。

 岡崎地区で生落花生を生産する森せつ子さんは、750平方メートルの畑でおよそ1000株を栽培。「青々とした葉が枯れ始めたころが収穫のタイミング」と言い、膝上ほどの背丈に育った茎を引き抜くと、鈴なりのサヤが土中から顔を出した。

 収穫した生落花生は、2度の洗浄の後、乾燥させてからようやく商品として出荷される。サヤの割れや奇形、未熟粒などの選別を含めて大半は手作業で行われており、森さんは「大変だけど、『美味しい』と喜んでもらえるから」と汗を拭っていた。茹でてから冷凍保存しておけば「日持ちが効いておすすめ」という。

 市内の生落花生は米どころの岡崎地区で、水田の転用作物として1980年代ごろにサトイモと交互で栽培されたのが始まり。生産量は県内トップクラスで、昨年度は13人の生産者が約7トンを出荷した。

 JA湘南によると、今年は日照不足で出荷時期が10日ほどずれ込んだが、8月の好天で作柄は良好という。市内生産者の生落花生は、JA湘南大型農産物直売所「あさつゆ広場」(寺田縄)や県内のスーパーで購入できる。

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