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平塚工科高社会部 ライバル抑えて連覇 ソーラーカーレース優勝

社会

掲載号:2019年8月15日号

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優勝を喜ぶ平塚工科高社会部メンバー
優勝を喜ぶ平塚工科高社会部メンバー

 平塚工科高校社会部(菅野忠一顧問・仲直也顧問)は、鈴鹿サーキット(三重県)で8月2日から3日にかけて行われたソーラーカーレースのエンジョイクラスI(18歳以下)で優勝し、2連覇を成し遂げた。16人の部員が持ち前のチームワークで一丸となって真夏の鈴鹿を駆け抜けた。

 レースはソーラーパネルとモーター、バッテリーを搭載した車両で全長5・8Kmのコースを走行する。18歳以下のエンジョイクラスIに10チーム、社会人や企業などで構成するエンジョイクラスIIは8チームがエントリーした。

 予選は1周あたりのタイムを競い、第1ドライバーの石井凛さん(3年)が昨年の経験を生かして全体4位のタイムを叩き出し、好位置のスタートポジションを獲得。4時間の周回数で争う決勝レースは、第1コーナーで先頭に立つとそのまま独走状態に持ち込んだ。

 レース終了まで残り4分で、社会人チームに抜かれて総合2位に順位を下げたが、45周を走り抜いて同年代のライバルを抑え、出場クラス中トップでチェッカーフラッグを浴びた。

 部長の長谷川郁磨さん(3年)は、「勝つために部員一人ひとりが奢ることなく頑張った結果」と胸を張り、第2ドライバーの中曽根智也さん(3年)は、「初めてのドライバーで緊張したけど、優勝できてホッとしている」と笑顔を見せた。

 同部はこれまで総合優勝6連覇、クラス優勝は9回を数えるソーラーカーレースの強豪として知られている。強さを支える車両は、ハンドル操作に乏しい高校生が直線のスピードで勝負を挑もうと、空気抵抗を抑えたフォルムを取り入れて2008年に作られた。

 歴代のOBらが残した車両に関する膨大なデータは同部の宝で、生徒らは先輩から受け継いだ記録を元に改良を重ねた。レースにおいてはバッテリー残量を見ながらペース配分やピットインのタイミングなどを考え、作戦を練っている。

 菅野顧問は「事前の整備から万全の状態でレースに臨もうと、全員で前向きに取り組み頼もしかった」と部員らを称え、「総合優勝を逃したのは相手の作戦が一枚上だった」とレースを振り返った。

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