湘南ベルマーレの選手が教壇に立ち、児童に夢を持つことの大切さや努力の意味を伝える授業「ベルせん」が25日、市内の小学校で行われた。ベルせんは2012年から実施されている地域活動で、この日は金目、土屋、岡崎小など6校に31人の選手が訪問、児童と交流した。
富士見小学校(吉野美江校長)には、大野和成選手と新井光選手ら8人が訪問。4組に分かれて5年生児童133人に授業を行った。5年1組の教壇に立った大野選手は、「サッカーが楽しくて夢中になって、苦手なことにチャレンジして努力した結果、プロになれた」と経験談を力説。新井選手は「努力と仲間を思いやる気持ち、周囲への感謝の心を忘れないで」と話した。
児童から「サッカー以外で、夢中になっていることは」と問われた大野選手は、「3歳と0歳になる子供たちの育児」と答えた。さらに幼少期に夢中になった遊びを問われて、「ドッヂボールとドロケイ。廊下で走って先生によく怒られた」と笑いを誘った。
ベルマーレのユニフォーム姿で授業に出席した児童は「選手の話は面白くて楽しかった。普段見ている姿よりも大きく見えた」と声を弾ませた。
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