10月に関東地方を襲った台風19号により市内でも公共施設などが被害を受けた。市では修復作業を進めているが、復旧には時間を要する見通し。各地の状況を取材した。
湘南ベルマーレの練習場として利用されている馬入ふれあい公園のグラウンドは、台風豪雨による河川の増水により多くの泥や水が流れ込み、甚大な被害を受けた。
2日現在、北側の第2グラウンドは芝の養生も進み、来年1月中旬をめどに復旧する見通しだ。一方、ベルマーレが主に使用する南側の第1グラウンドには多くの泥が残ったまま。復旧は来夏ごろ。それまでチームは第2グラウンドを練習場として使用する。
大神スポーツ広場は、台風の影響によりサッカー場3面、野球場9面の砂がほぼ流されるなど甚大な被害を受けた。11月中旬から比較的被害の少なかった上流から砂の搬入など復旧作業が進められている。全面復旧は来年3月の見通しだが、修復が完了した所から順次共用を開始する。
このほか、防砂ネットや窓ガラスの破損、倒木などがあった市内小中学校の修復は、今年度内の復旧を目指す。砂の堆積や浸食の被害を受けた湘南ひらつかビーチパークは復旧している。
市は10月の補正予算に復旧費2億8千万円を計上している。
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