神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
平塚版 公開:2020年3月26日 エリアトップへ

土砂災害 レッドゾーン94区域追加 市、ハザードマップ改訂

社会

公開:2020年3月26日

  • X
  • LINE
  • hatena
改訂版のマップを手にする市災害対策課職員
改訂版のマップを手にする市災害対策課職員

 平塚市は土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)や避難行動記入欄などを追加した改定版の「土砂災害ハザードマップ」を作成した。5年ぶりの改訂で、3月20日発行の広報紙と同時に市内全戸に配布した。

 土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)は「建築物に損壊が生じ、生命に著しい危害が生じる恐れがある」とされる場所のこと。土砂災害防止法(2001年施行)に基づき、神奈川県が各市町村の土砂災害警戒区域(イエローゾーン)等を調査し、指定している。

 平塚市内の調査は17年夏から18年春ごろまで行われ、区域指定されたのは今年1月24日。イエロー94区域全てがレッド指定となり、斜面数では警戒区域407のうち374がレッド指定となった。レッド指定された区域の建築行為には構造の規制があり、特定の開発行為は県知事の許可が必要となる。

 平塚市では県の警戒区域見直しを受け、ハザードマップを改訂。イエローとレッドの警戒区域を示している。

「安全に役立てて」

 災害時の行動を時系列で整理するための「マイ・タイムライン」記入欄も盛り込んだ。市災害対策課の職員は「ハザードマップは持っているだけでは機能しない。避難場所へのルート確認や地域の災害リスクを知っていただき、安全に役立ててほしい」と話す。

 そのほか、避難勧告等のガイドライン改訂に伴い5段階の警戒レベルを紹介。災害情報の入手先も紹介している。

 土砂災害ハザードマップの改訂版はB1判両面4色カラー、20日発行の市広報と同時に市内全戸約14万部を配布した。また、英語、ポルトガル語など5カ国語に対応している多言語版のマップも1万部用意した。

 平塚市では今回改訂した土砂災害ハザードマップのほか、洪水、内水、地震・津波の3つのハザードマップがある。

平塚版のトップニュース最新6

冷凍食品を子ども食堂へ

フリーデン

冷凍食品を子ども食堂へ

県、フードバンクと3者連携

4月18日

岡崎の歴史 カルタで伝承

岡崎の歴史 カルタで伝承

住民有志が制作

4月18日

八幡交番、来年3月で廃止

平塚署

八幡交番、来年3月で廃止

四之宮と統合へ

4月11日

市内3カ所目の設置

平塚中央ライスセンター

市内3カ所目の設置

金田・岡崎・旭エリア請け負う

4月11日

低出生体重児の啓発に光

リトルベビーサークルpena

低出生体重児の啓発に光

県ボランタリー奨励賞

4月4日

可燃ごみ 収集時間を通知

平塚市

可燃ごみ 収集時間を通知

アプリ「さんあ〜る」と連携

4月4日

馬肉専門販売店

1500円以上お買い上げの方、「タウン見た」でユッケプレゼント

https://rarea.events/event/112428

<PR>

あっとほーむデスク

  • 3月7日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 12月14日0:00更新

平塚版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

平塚版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook