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公開日:2020.07.23
平塚市
コロナ対策で5万円支給
市内9000事業者対象
新型コロナウイルスの影響で悪化する経済支援策として、平塚市はコロナ対策を実施している市内事業所に5万円の現金支給やプレミアム付きのスマホ決済サービスを準備している。市議会議員や商工会議所の関係者が21日に明らかにした。記者会見(22日)で落合克宏市長が発表する。 (7月21日起稿)
県内初の取り組み
平塚市は「新しい生活様式に取り組む中小企業等応援金」として5万円交付する。市内に事業所、店舗を構える事業者が対象。医療法人や財団法人、社団法人等も対象で、クリニックや幼稚園なども対象になる。市内に複数の店舗などを構えていても交付額は1事業者5万円。市職員によると、約9000件を想定しているという。
感染拡大防止の取り組みとして「国が提唱する『新しい生活様式』に則り、業種別ガイドラインに基づき感染拡大の防止に取り組んでいる者」「神奈川県が実施する『LINEコロナお知らせシステム』に登録している者」の両方を実施する必要がある。
市幹部は「新しい生活様式に基づいた社会経済基盤を構築する県内初の取り組み。活用していただき、安心してお客様が買物できる環境、安心して従業員が仕事できる環境を整えてほしい。ウィズコロナ時代に必須な道のり」と話す。
7月27日から申請受付を開始する。必要書類を揃えて郵送で申し込む。期限は9月11日まで。市商業観光課(℡0463・35・8107)が担当する。
スマホ決済にプレミアム
「キャッシュレス」促進を目的としたプレミアムポイント事業の実施も明らかになった。プレミアム商品券をスマートフォンのアプリに置き換えたイメージ。平塚市独自のアプリを活用する。
消費者は、市内登録事業所で利用できるポイント購入で30%のプレミアムポイントが付与される。事業所は利用額の10%がキャッシュバックされる仕組み。QRコードを使用した決済方法を想定しているという。
予算額は3億円ほど、ポイント購入の上限は6億円と推定される。詳細な仕様は検討中といい、実施時期は9月以降の予定。市幹部は「現金のやり取りもコロナ感染のリスクがある。この機会にキャッシュレス導入を検討してほしい」と話す。
商議所が要望
平塚商工会議所(常盤卓嗣会頭)は14日、落合市長にプレミアム付き商品券事業の実施を要望した。4月にも要望しており2度目。市の施策に対し常盤会頭は「経済対策はありがたいが、コロナで困っている経済対策としてスマホを使えない人には不平等だ。キャッシュレスも大事だが皆が参加できる手法を考えてほしい」と話した。
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