平塚市は、市内の店舗等で使える、スマートフォンを活用したプレミアムポイント「ひらつか☆スターライトポイント」を10月5日から発行する。発行総額8億6667万円で、購入額の30%のプレミアムが付くほか、ポイント販売店へのキャッシュバックを導入。新しい生活様式に向けたキャッシュレスの推進と、コロナ禍での消費喚起を視野に入れた経済支援策となっている。
同ポイントを利用するには、スマートフォンの専用アプリを使用する。ポイント販売店から現金購入(チャージ)し、加盟店に限り、キャッシュレス決済でのポイント使用ができる。1ポイント1円で、1万円分購入すると、1万3千ポイントがチャージされる。購入上限1人あたり3万円。
市は現在、ポイントを現金購入できる「販売店」と、購入したポイントを利用できる「加盟店」を募集している。どちらも市内事業者から募っており、販売店のみ平塚商工会議所の会員が対象。ポイント販売店には、販売額の10%が協力金としてキャッシュバックされる。21日時点で加盟店36件の応募があり、そのうち33件が販売店としても申し込んでいる。9月10日まで市ホームページの専用ウェブサイトから申し込める。
ポイントの販売は2回に分けて行う。第1弾は平塚市民限定で専用ウェブサイトから事前申し込み(9月14日〜30日)して、抽選当選者のみ販売店からポイント購入可。第2弾は市民以外も購入可能で10月19日から。事前申し込み不要、先着順。販売額1・6億円が売切れるまで販売する。
同事業は平塚市から業務委託を受けた「フェリカポケットマーケティング株式会社」が実施。国の「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」を活用し、発行総額のうち2億円がプレミアム分となる。
市産業振興課は「お店にとってもお客さんにとっても、キャッシュレス決済に慣れるきっかけになればと期待している」と話していた。
(問)事務局【電話】0570・033・191(平日午前10時〜午後5時)
|
<PR>
平塚版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>