市内を拠点に活動する「NPO法人暮らし・つながる森里川海」(臼井勝之理事長/愛称・湘南いきもの楽校)がこのほど、公益財団法人安藤スポーツ・食文化振興財団の自然体験活動支援事業「第19回トム・ソーヤースクール企画コンテスト」の一般部門で最優秀賞の「安藤百福賞」を受賞した。全国124件から選ばれた。
受賞したのは同団体の企画「自然探偵団が行く」。平塚の定置網漁で獲れた魚を観察したり、池の外来種の生物を駆除するなど、生物多様性の保全と環境学習、冒険体験を組み合わせた。審査した安藤財団によると、「子どもたちの主体性や五感に任せたのびのびとした活動や、十分に自然と触れ合える多彩な環境学習が高く評価された」という。
同法人は2017年に努力賞、20年に奨励賞を受賞している。待望の「安藤百福賞」の受賞に臼井理事長は、「21年間継続してきたことが実ったのだと思う。子どもが楽しいことはもちろん、大人にとっても面白く、親子で参加できるよう内容を工夫してきた」と喜んでいた。
新型コロナの影響で「密を回避できる外遊びの需要が高まっている」と臼井理事長。自然体験しながら生物多様性や環境保護を学べるバタフライガーデンやビオトープの整備などを通じ、馬入水辺の楽校の「フィールドミュージアム」化を目指していく。
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