県アマチュアゴルフ選手権(主催/県ゴルフ協会)ジュニアの部が5日、大磯町のレイクウッドゴルフクラブ・西コースで行われ、ふじみ野在住の小林照菜(あきな)さん(15)と龍竺(りゅうじ)さん(14)の姉弟がそろって優勝した。
試合は、18ホールの合計打数で争うストロークプレーで行われた。照菜さんは15〜17歳女子の部(22人)で、トータル71をマークし優勝。龍竺さんは12〜14歳男子の部(28人)で2位に2打差となる75でまわり、見事姉弟アベック優勝を成し遂げた。
「前半1オーバーだったが、練習ラウンドでは後半を35でまわれていたので、(72でホールアウトする)パープレーを心がけた」と試合を振り返った照菜さん。「パターとアプローチが勝因。やはりパットが良いとスコアがまとまります」と初優勝を喜んだ。
2018年以来の優勝トロフィーを手にした龍竺さんは、「当日は風が強くアイアンを振る中でバンカーに悩まされた」と難しいゲーム展開を振り返った。勝因には姉と同じくアプローチとパッティングを挙げ、後半にはグリーンへのアプローチショットがそのままカップに入るチップインも。「ベストスコアではないが、スコアをうまくまとめられた点が良かった」と喜んだ。
憧れの選手は
照菜さんは、女子ゴルフ黄金世代の一人である稲見萌寧プロを輩出した日本ウェルネス高校の1年生。週4日は茨城県内のゴルフ場で寝泊まりする「半寮生活」で腕を磨いている。将来はプロを目指しており、「稲見先輩のような強い選手になりたい」と前を向いた。
龍竺さんは大住中学校に通いながら、週5日の練習を続け、土日には静岡県内でラウンドを重ねている。4月に米国で行われたマスターズを日本人として初めて制覇した松山英樹プロを引き合いに「自分もあのようにカッコいい選手になりたい」と目標を語った。
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