「ワクチンで経済まわす」
平塚商工会議所(常盤卓嗣会頭)は正会員企業の従業員らを対象に、新型コロナウイルスのワクチン接種を7月中に始める。東海大学が全面的に協力して実現。大企業の職域接種はあるが中小企業への早期接種は異例。同商議所によると「商議所のワクチン接種は県内はもちろん、全国的にも先駆的」という。
同商議所は正会員企業2323社(3月末時点)に向けて6月17日から職域ワクチン接種の意向調査を開始した。接種対象は中小企業で、平塚市内事業所に雇用形態のある18歳〜64歳の従業員(アルバイト・パートなど含む)と経営者。
東海大湘南キャンパスを会場とし、モデルナ社製のワクチンを使う。接種希望者が枠数を超えた場合は増枠に努めるが、抽選となる可能性もあるという。接種時期は1回目が7月中旬〜30日、2回目が8月中旬〜27日で、大学側と調整して決定する。行政が用意する接種券は不要。
6月2日には東海大に協力を要請していたといい、本紙の取材に対し常盤会頭は「地元の経済をまわすためには、1日も早いワクチン接種が必要と思いスピード感を意識し、危機感を持って対応してきた。ご協力いただいた東海大には感謝してている」と話す。
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