平塚・大磯・二宮・中井 社会
公開日:2022.04.14
災害対策課
防災さんぽを初開催
港中心に18人まち歩き
市災害対策課主催のまち歩きイベント「防災さんぽ みなとをのんびり編」が3月26日に開催された。災害に関連する施設や史跡をめぐるもので、18人が参加した。
当日はひらつかサン・ライフアリーナに集合し、陸軍架橋記念碑や馬入ポンプ場、旧馬入川橋梁、城山ダム放流警報所、関東大震災伝承碑などを訪問。同課職員のほか、市民団体「ひらつか防災まちづくりの会」のメンバーが解説した。
地元民が遺した関東大震災の跡
馬入橋近くにある陸軍架橋記念碑は、関東大震災で橋が倒壊した際に陸軍が橋を建設したことを伝えるもの。石碑の作者名はなく、橋ができるまで渡し舟で生活していた地元民が感謝の意味を込めたものか、陸軍が功績を遺すために建立したのかは不明だという。
倒壊した旧馬入橋の痕跡は相模川河口のJR東海道線の線路下付近に残っている。震災当時、馬入橋はレンガ積みの橋脚が上下線とも崩壊、転倒し、橋桁も落下した。現在も線路に平行するように、点々と連なる橋脚が確認できる。
初の自然災害伝承碑
長楽寺(札場町)にある「大震災殃死者(おうししゃ)供養塔」は、関東大震災により旧須馬村で60人が家屋倒壊で亡くなったことを伝える自然災害伝承碑。同伝承碑は国土地理院によって認められるもので市内では初だった。同課担当者によると、発願者は第二十五世長楽寺住職となっており、「地域の人が寄進したのではと推察される」という。
ひらつか防災まちづくりの会の山田美智子さんは「来年は大震災から100年。風化させず地域に発信していきたい」と話していた。
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