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公開日:2026.05.01

中井町江戸民具街道 「大小月板」が里帰り 科博の展示終え

  • 返却された「大小月板」

    返却された「大小月板」

 中井町のおもしろ体験博物館江戸民具街道(久所418)が国立科学博物館に貸し出していた江戸時代の看板「大小月板」が十数年ぶりに返却され、このほど同館での展示を再開した。同館の秋澤傑さんは「江戸民具街道を創設した父も気に入っていたものなので、帰ってきてうれしい」と顔を綻ばせる。

 「大小月板」は、直径35cmほどの木製の看板。月の満ち欠けによって1カ月の長さを決める太陰太陽暦を用いていた江戸時代では、新月と満月の日が一定になるよう、1カ月の日数を29日間にしたり30日間にしたりして調整していたという。看板は「大・小」が表裏にそれぞれ彫刻されており、29日間の月を「小の月」、30日間の月を「大の月」として表現している。月末つけ払いが一般的だった江戸時代に、商店の店先に大小を伝える看板を掲げることで、人々が月末の日にちを忘れないようにした。

 秋澤さんは「国立科学博物館に行かなければいけなかったものが、中井町で見られるようになった。全国でも大小月板を常設している博物館は珍しい。ぜひ足を運んで」と話していた。開館は土日祝日の午前10時〜午後5時。大人500円、小・中学生400円。開館日はHPで確認を。

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