乗蓮寺の樹木葬、販売スタート 問)佐野石材店
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市内で不登校やひきこもり改善支援に取り組むNPO法人ぜんしん(柳川涼司理事長)が5月5日、湘南ライスセンター(大島)で農業体験を通じた自立支援事業を開催し、午前と午後の部を合わせて11人の参加者が汗を流した。
体験は平塚市との協働事業として5月からスタートし、今年度中に計10回程度を予定。同センターや地元農家の協力を得て米や野菜作りを体験する。体験を通じて自信を培い、不登校やひきこもり、未就労状態の改善、就農などにつなげていくのが狙いだ。
当日は10代から30代までの不登校・ひきこもり当事者が参加し、ベルトコンベヤーで次々と流れてくる育苗トレーを運び出す作業や、農作業に使用する土のう作りなどを行った。
横浜市から参加した10代女性は「苗作りが機械化されていて面白い。もっと農業について知りたい」と関心を寄せ、市内山下の30代男性は「体験を楽しんで、その上で少しでも就労を意識できるものが見つけられれば」と話した。
人手不足解消も
ぜんしんは2011年に設立。ゲームを利用した不登校やひきこもりの若者の居場所づくりをはじめ、就労支援相談、訪問支援、パソコン講座などを開催してきた。
3年前から市民提案型協働事業として図書館でのボランティアを通じた自立支援を展開。今年度からは人材不足に悩む農家と、デジタル機器に詳しい若者をつなげ、より実践的な職業体験の場として本事業を実施した。
柳川理事長は「できることから一つずつ自信を取り戻し、就労や復学につなげていきたい」と期待を込めた。農業体験は年間を通して参加者も受け付けている。
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