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公開日:2023.11.09

女子国際野球大会で優勝
横内中3年 鯖江暢さん

  • メダルを掲げる鯖江さん

 硬式野球チームの湘南クラブに所属する鯖江暢(のん)さん(横内中3年)が、今夏開かれた女子国際野球大会「第1回ポニー・ガールズ・ベースボール・ワールドシリーズ」の15歳以下の部で初代女王に輝いた。11月1日に平塚市役所を訪れ、落合克宏市長に活躍を報告した。

 アメリカ発のポニーリーグは中学生を対象とする硬式野球リーグの一つで、日本協会は1975年に誕生。女子競技人口の増加を受けて、昨年同リーグで初めて女子国際大会が立ち上げられた。

 7月末から栃木県で開催された同大会。アメリカ、オーストラリア、中国、中華台北、中国香港から総勢10チームが参加した。日本からは1年生チームと2・3年生チームの2チームがエントリー。鯖江さんは2・3年生チームの内野手としてセカンドやショートを守り、打順は走力を生かし1、2番打者として出場。予選から4戦全勝、決勝戦ではアメリカに14対2で快勝し、初代女王の座に輝いた。

 鯖江さんは「今まで男子とばかり対戦してきたので新鮮。世界の舞台でプレーできて良かった」と話した。

女子野球もっと盛んに

 平塚を拠点に茅ヶ崎や寒川などから約20人が集まる湘南クラブ。鯖江さんは兄が同クラブに所属していたことがきっかけで野球を始めた。加入当初から守備力に定評があり、男子ばかりのチームメイトの中、レギュラーとして活躍した。

 今春行われた代表選考会で、優秀な打撃と光る守備を見せた鯖江さん。日本代表の監督に見初められ代表入りを果たした。

 鯖江さんは「女子チームがもっと増えて、野球をしたい女の子が始めやすい環境になれば」と話し、今後については「中3なのでまず勉強に集中したい」と語った。

 進路相談も行うというクラブの亀井純代表は「身体能力が高く、学業の成績も優秀。色々な事に挑戦してほしい」とエールを送った。

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