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公開日:2023.11.30
旧相模小跡地
25年度に民間貸し付け
敷地内に神田保育園移転
昨年4月に大神に移転した相模小学校の跡地(田村)について、平塚市は11月20日、利活用の方針を発表した。敷地の大部分は事業用定期借地権で民間事業者に貸し付け、跡地に隣接する神田保育園も敷地内に移転する。
旧相模小の敷地面積は約1万4800平方メートルで、移転する神田保育園の用地を除いた部分を民間事業者に貸し付ける。事業者は2024年度中に一般競争入札で選定し、25年度から貸し付けを開始。定期借地権は20年から25年程度になるという。
市は旧相模小の土地・建物などの利活用に向け、民間事業者を対象にしたサウンディング型市場調査(個別対話)を昨年4月から7月に実施。不動産や建設、商業をはじめ、スポーツ、運輸・倉庫業、教育、情報通信業など26者が参加した。
事業者からは、複合商業施設や介護老人保健施設、医療施設、研究開発施設、カーディーラー、温浴施設、飲食施設、スポーツ施設などのほか、住宅やマンション、学校教育施設、物流施設などの活用案が挙げられた。
敷地内には校舎3棟と屋内運動場、プールや遊具などがあるが、既存校舎などの施設はいずれも耐震性があることから市側で解体はせず、施設の利活用については事業者に委ねるという。
民間への貸し付けに加え、敷地内には隣接する神田保育園を移転する。同園は建設から42年が経過するなど施設が老朽化しており、敷地が狭小なため送迎用の駐車場がなかったことから、現在の敷地(約1200平方メートル)よりも面積を拡大。現在の定員と同規模の園舎を建設し、公立園として27年度の移転開園を目指す。
旧神田中学校の校舎を利用して1976年に創設した相模小は、神田小学校と隣接状態だったことからツインシティ大神地区土地区画整理事業地内に移転。昨年4月に開校した。
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