平塚市議会は、議員の「通称」使用を認めるよう規則を定め、来年3月の市議会定例会から運用を開始する。
議員の通称使用については、多様性尊重の観点などから使用を認める動きが地方議会でも広がっている。平塚市議会では統一地方選後の今春、特定の会派が通称使用を議会運営委員会に対して要望。各会派の代表者らで構成する議会活性化検討委員会に議論の場が移され、2カ月に1度ほどの話し合いが行われてきた。
国会では公職選挙法上で使用が認められている芸名などの通称も用いることができるが、平塚市議会では戸籍に記載された氏名を基準とし、平仮名や片仮名への置き換えや異体字から通用字体への変更、結婚前の旧姓使用などのケースに限られる。市議会議会局では委員会での議論を踏まえて要綱を作成し、来年の3月定例会から通称の使用が可能となる。
申請は既に受け付けており、数名の議員が変更の意思を示しているとみられる。通称が認められた場合、議場の氏名標や委員会出席時の名札などは作り直すことになるという。
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