龍城ケ丘プール跡地(龍城ケ丘)の公園整備計画について、平塚市は1月24日、着工に向けた事業者との実施協定締結期限を3カ月延期し、公園の完成が半年遅れの2025年秋ごろとなる見通しを発表した。物価高騰で建築資材などが値上がりし、事業費の見直しが避けられないことから市と事業者間の協議で決めた。実施協定締結期限の延期は3度目で、開業は当初の計画から2年半以上遅れることになる。
実施協定の締結は今年3月末の予定だったが、ロシアによるウクライナ侵攻などの要因で物価高騰が続き、建築資材の仕様変更などを迫られたため6月末までに延期する。着工は7月となる見通し。
建設業界では今年4月から「4週8休」制度が導入されることから工期も伸びるとし、公園の開業予定日は25年春から約半年遅れの同年秋になるという。落合克宏市長は「今年の7月にはしっかりと形を決めて着工し、来年秋の完成に向けてしっかりと進めていきたい」と語った。
同計画をめぐっては、塩・風害調査や開発地にある樹木の保全を検討する目的で、実施協定締結期限を21年12月末から22年6月末に延期。その後、従来のプランに交通対策上の懸念点があるとして、施設配置などを見直すために同期限を今年3月末に再延期した経緯がある。
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