平塚市立なでしこ公民館(撫子原)がこのほど、文部科学省所管の「第76回優良公民館表彰」で、市内初となる優秀館に選ばれた。古正博之地区公民館長(71)は「これまでの事業を継承してきて、いただいた賞。利用団体のみなさんをはじめ、地区全体の賞として捉えている。光栄なこと」と喜ぶ。
世代超え花壇整備
西洋風の建物が特徴的ななでしこ公民館は、1994年に開館。「オールなでしこ」を合言葉に様々な事業を展開している。公民館の隣りには敷地面積8000平方メートル超のなでしこ公園があり、約4000株の花が地域住民の目を楽しませている。花いっぱいの花壇づくりを目指し、フラワーボランティアやなでしこ小学校の児童らが年に2回、花の植え替えを行っており、地域のつながりや花を大切にする心、郷土愛を育む。
高齢者にも居場所
また、2014年には館内に町内福祉村を開所。「誰もが気軽に立ち寄れる場所」を目指し、水曜〜土曜までの週4回、大人のぬり絵教室やうたごえサロン、ウォーキング、パークゴルフなどを定期的に実施している。参加者が20人ほどが集まる人気のイベントもあるという。
同表彰は事業内容に工夫をこらし、地域住民の学習活動に大きく貢献している公民館を表彰するもの。今年度は全国で69館が優良館に、うち7館が優秀館に選ばれた。
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