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地元の「鉄道廃線」にロマン 大磯在住 森川さんが新刊

文化

公開:2024年11月8日

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新刊を紹介する森川さん
新刊を紹介する森川さん

 大磯町国府本郷在住の作家で大磯町観光協会副会長の森川天喜(あき)さんが、神奈川県内の鉄道廃線を辿った「かながわ鉄道廃線紀行」(神奈川新聞社・2200円)を10月17日、発刊した。森川さんは、「鉄道ファンはもちろん、地域の歴史としてもロマンを感じてほしい」と話す。

 横浜市出身の森川さんは、愛着のあった東急東横線が2004年に地下化したことをきっかけに、廃線について興味をを抱いたという。

 昨年10月から神奈川新聞社のニュースサイト「カナロコ」で連載をスタート。同書籍は連載に大幅な加筆とカラー写真の資料などを付け足したもので、湘南軌道や相模線西寒川支線など、県内の11路線を紹介する。

 廃線跡を辿ってみると、石碑が残っていたり、緑道として親しまれていたりと、その活用方法は様々。県内は旅客線だけでなく貨物線の廃線跡も多いといい「取材し始めると、どんどん原稿が増えていった」と森川さん。記事を投稿すると反響が多く届いたという。

 取材時には、まず鉄道博物館や各鉄道会社の資料室などに残された「営業報告書」などの文献にあたったという森川さん。中には墨がにじんで読めないものもあったという。当時の地図から経路を特定し、実際に歩いてみることで新しい発見があったといい「鉄道の独特のカーブが残っているのを街中で見つけるとわくわくする。廃線紀行を片手に現地に行ってもらえれば、著者としてこんなにうれしいことはない」と話していた。

 近隣ではつきやまアート&クラフト(大磯)、サクラ書店ラスカ平塚店などで取り扱い。

読者プレゼント

 タウン読者3人に同書を贈呈。住所、氏名、年齢、本紙の感想を明記し件名を「鉄道廃線」とし【メール】hiratsuka@townnews.jp。11月22日締切。

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