平塚・大磯・二宮・中井 コラム
公開日:2026.06.12
ベルマガ通信 現在地としての12位 J2・J3 プレーオフ第2戦 vsサガン鳥栖 湘南0-1鳥栖
4か月にわたる、百年構想リーグが終わった。昇降格もない、Jリーグの公式記録に残らない、オープン戦が終わった。
シーズン序盤、長澤徹監督は「降格したこのクラブに、まず自信を取り戻す必要がある」と語った通り、連勝を重ね昨季を払しょくするかのような、試合運びを見せた。
対戦が一巡した後半戦の湘南は、勝利が遠かった。交代のカードが揃わず、主力がケガで戦列を離れ「純粋なストライカーが2枚しかいない」と吐露する通り、厳しい台所事情ではあった。
27℃と蒸し暑く、汗のにじむ、佐賀県鳥栖市で行われたサガン鳥栖戦。一週間前に急遽決まった試合日程にもかかわらず、湘南から百名を超えるサポーターが勝利を見届けようと駆け付けた。
湘南の右サイドは、前節に途中出場途中交代の屈辱を味わった下口稚葉選手と、加瀬直輝選手と、太田修介選手が息のあった連携で攻め込んだ。
この日、キャプテンマークを巻いた池田昌生選手が、バランスを取ってボールを受けては配球しチャンスも演出した。
ケガから復帰して2戦目の舘幸希選手も、DFラインを統率しゴール前を守り抜いた。
このところの湘南の試合運びからすれば、回復の兆しを感じさせる試合と言えただろう。勝利さえ勝ち取れていれば。
「立て続けにCKを与えたのが痛かった」と指揮官が振り返ったが、防戦一方の湘南は、プレーを切ることもできず、クリアの競り合いでこぼれたボールが、相手選手にわたりミドルシュートを沈められた。5千人を超える鳥栖サポーターは、3連敗中だったこともあり大いに沸いた。
ATも含めた7分間、セットプレーにGK上福元直人選手も攻撃に加わり、ゴールを目指したが得点を挙げるには至らず試合終了の笛を聞いた。
5月10日ホーム横浜FC戦以降5連敗。試合終了後、サポーターから不満の声が出た。その声を静かに聞いた指揮官は「12位からスタートして、絶対上に行くから、信じてくれ」と伝えた。
百年構想リーグで浮き彫りになった課題は、8月から始まる新シーズンまでに解決してほしい。
全力を傾けるべきは、来る26/27シーズンなのだ。
(ベルマガ・浜地隆史)
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