県高齢者福祉関係功労者等表彰を受賞した「第6友愛チーム(富士見が丘1)」の代表を務める 榎本 十三子さん 二宮町富士見が丘在住 74歳
原点は「近所への恩返し」
○…高齢者の仲間づくり、生きがいと健康づくりを目指す組織「ゆめクラブ二宮」。その中にある富士見が丘1丁目のメンバーが活動する「第6友愛チーム」が昨年12月、「神奈川県高齢者福祉関係功労者等表彰」を受賞した。一人暮らしの高齢者の見守り活動を行っている同チームについて「訪問先の方の好みを聞いて、パークゴルフや絵手紙など一緒に楽しめることを提案している。富士見が丘1丁目は、ゆめクラブ二宮の中で最も多い16のサークルがある」と魅力を語る。
○…兵庫県西宮市生まれ。幼い頃から父の転勤で全国各地に住んだ経験から、「人との関わり方を学んだ」と話す。結婚後、夫の両親と一緒に二宮町に住み始めた。営業の仕事をしながら8歳と5歳の子育てをしていた時、義母が入院。「近所の人たちが子どもの面倒をみてくれた。今の活動は、その時の恩返し」と原点を語る。
○…2年半前にゆめクラブ二宮 富士見が丘1丁目の会長に就任してから、会員に楽しんでもらう行事を積極的に行ってきた。会員の80代女性から「近所を散歩中に聴こえてくるピアノの演奏が素晴らしい。もっと聴きたいから弾いている人に頼んでほしい」と相談を受け、持ち前のフットワークの軽さと企画力で、地域の児童館を会場にコンサートを開催。「400世帯の中から150人が集まってくれた」と予想以上の反響に驚いた。
○…今、力を入れているのは、児童館で第1日曜日に実施している「ランチを楽しむ会」だ。「一人で家にいると認知症になる可能性が高まる。来ていない会員もいるので、どんどん声かけして参加者を増やしていきたい。”飛び込み営業”には自信があります」と目を輝かせた。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
ロボット企業交流拠点ロボリンク神奈川県の「さがみロボット産業特区」の取組みで生活支援ロボット発展へ https://www.pref.kanagawa.jp/osirase/0604/robolink/index.html |
<PR>
3月28日