意見広告・議会報告
県政報告 長年早期建替えを要望してきた県平塚合同庁舎の再整備が始動 県議会議員 森正明
平塚・大磯・二宮・中井版
公開：2025年4月25日
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「県平塚合同庁舎（平塚市西八幡）」の再整備が動き出しました。県平塚合同庁舎は、昭和43年の竣工から56年が経過しており、施設の老朽化と耐震性不足も判明しております。早期建替えを長年にわたり神奈川県へ要望し続けてきたところ、昨年、再整備の概要やスケジュールなどが示され、建替えに向けて動き出すことになりました。
新庁舎の完成は５年後の令和12年を予定しており、現所在地での建替工事を行い新庁舎の整備が進められます。建替工事を行う期間中は、統廃合で使用されていない元県立平塚商業高校（平塚市中里）の旧校舎を仮設庁舎として利用し業務を行います。
仮設庁舎の改修工事につきましては、すでに令和７年２月に着工されており、現時点で令和８年１月中の移転を予定。８つの行政機関がいっせいに移動する大規模なものとなるため、移転前後の県民サービスや業務の継続に支障が出ないよう、各機関が連携をして、住民や事業者への事前の周知など、しっかりと準備を行う必要があります。
平塚合同庁舎再整備に関する令和７年度当初予算については、「平塚合同庁舎新築工事設計費」として約１・４億円、仮設庁舎の整備と既存庁舎の除却設計や仮設庁舎への移転等を行うための「平塚合同庁舎新築工事推進費」として約14億円が計上され、先の県議会で可決したところです。
昨今は、建築工事のコストが高騰していることから、建替えに関わる費用や工事スケジュールについては、円滑な整備に向けて今後も注意深く見ていく必要があります。
建替えにあたり私が求めてきたのは、「市民・県民の利便性向上に繋がる効率的な庁舎運営」。この県平塚合同庁舎は、湘南地域県政総合センターをはじめ、平塚土木事務所、平塚県税事務所、平塚水道営業所など、８つの行政機関が入庁し、その他にもパスポートセンターの出張窓口が週に１回開設されるなど、平塚市を含めた湘南地域５市３町の支援や県民に身近な業務を担っている施設。大規模災害が発生した際には現地災害対策本部が設けられ、湘南地域の災害支援拠点にもなる庁舎です。
再整備の新庁舎では、８つの行政機関に加え、平塚市豊原町にある平塚保健福祉事務所が入庁を予定しており、市民・県民にとって利用しやすく、湘南地域における「県行政の拠点」にふさわしい新庁舎になることを期待しております。
■聞き手／すぎさきともかず■制作／湘南メジャーカンパニー■企画／森正明事務所【電話】０４６３・２１・８６５５
【ＵＲＬ】https://www.morimasaaki.net/
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