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公開日:2025.06.13
町民有志PRECIOUSPLASTIC OISO
キャップから「大磯土産」
アオバト模して製品作り
大磯町在住のアタナソフ彩乃さん(33)とクリエイティブプランナーの吉岡タロウさん(40)・由莉香さん(32)がペットボトルキャップを加工して製品を生み出す「PRECIOUS PLASTIC OISO」として活動している。大磯らしい土産需要も視野に製作を続けている。
同事業はオランダのデザイナーがノウハウを公開している、個人でもプラごみを利活用できる取り組み。SDGsに興味があった彩乃さんは、3年前に活動を知り実践。友人の吉岡夫妻と、大磯のアオバトや、和菓子の木型を用いた魚のチャームなどを製作している。
キャップは町内の福祉事業所「かたつむりの家」の利用者が集めたもの。中古のヒートプレスやパニーニメーカーで、チップ状にしたキャップを圧縮し、やわらかくして加工する。キャップによって溶け方が異なり「子どもたちもごみではなく素材として楽しんでいます」とタロウさん。
5月の大磯ブックマルシェでは製品を初販売。彩乃さんは「今後は利益を社会に返していける仕組みを作っていきたい」と話していた。詳細はInstagram。
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