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「みずべ」の暮らし大磯で 20代の若者が居場所作り

社会

公開:2025年6月20日

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焚火イベントの様子(提供写真)
焚火イベントの様子(提供写真)

 大磯町を流れる不動川を拠点に、20代の若者が、暮らしの近くに水辺のあるライフスタイルを提案するプロジェクト「みずべぐらし」を立ち上げ活動している。発起人で、大磯町在住の長谷部駿さん(23)は「大磯でつながりが欲しい人の一つの入り口になりたい」と、人や自然との接点を作っている。

 プロジェクト発足のきっかけは2023年、慶應義塾大学SFCで建築や都市デザインを学んでいた長谷部さんが、大学の課題として大磯と接点を持ったこと。「大磯は、まちを気に入って移り住んだ人が、自分のやりたいことをそれぞれ実現している面白いまち。自分も仲間になりたいと思った」と、翌年から不動川河口で行うSUP体験会を開催。思いに共感した高橋翼さん(22)、波形亮哉さん(23)、緑川絵梨さん(23)、服部瑛斗さん(22)ら5人で活動をしている。

 現在は月3回ほど、「週末みずべぐらし」と題してSUPや焚き火、ごみ拾いを企画。継続的に水辺に足を運ぶことで雨が降った後の地形の変化や、季節ごとの草花の違いに気づくといい、長谷部さんは「生活圏にこういった場所がある良さを伝えたい。地域の愛着につなげることで、例えば子どもたちに、将来大磯で暮らしたいと思ってほしい」と意気込む。

 長谷部さんは昨年夏、大和市から大磯町に移住。仲間とDIYしながら拠点の一つとなっている古民家に暮らしている。長谷部さんは「このプロジェクト自体が僕にとっては大磯と関わるきっかけの一つ。まちの皆さんと信頼関係を築いていきながら、継続的な活動にしていきたい」と話していた。

 SUP体験は定員あり。焚き火などの参加希望は【メール】mizubegurashi.oiso@gmail.comで伝える。活動の詳細はinstagram。

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