平塚・大磯・二宮・中井 社会
公開日:2026.06.12
湘南黒豆の旬 到来 市内で唯一生産 小宮さん
湘南にひと足早い夏の訪れを告げる、超早生種の枝豆「湘南黒豆」の出荷が5月中旬から始まり、最盛期を迎えている。
湘南黒豆とは、温暖な気候下で栽培される早採れの枝豆。コクが深く、甘さがあり、味が濃いのが特徴で、2020年から茅ヶ崎市内の農家3戸が共同で栽培を開始、現在は14人が生産している。平塚市では22年から栽培をスタート。東日本で生産されるのは珍しく、2月中旬に種をまき、温度や湿度をビニールトンネルなどで保つことで、他の枝豆よりも1〜2週間早い出荷が可能となる。
平塚市内唯一の湘南黒豆の生産農家、小泉澄美江さん(55)は5月17日から出荷を開始。「成育期間は100日間程度。地温が低いと発芽が難しく、風も強いと育たない。実が膨らむためには雨も必要」と、収穫するまでの難しさを吐露するが、「立派な湘南黒豆が作れた」と手ごたえを感じている。
5年前に父と母が生産を始め、24年から澄美江さんも一緒にサポート。現在は澄美江さん一人で黒豆を生産している。「老化防止や高血圧、浮腫防止などに効く栄養素が含まれているため健康に良い。野菜不足の人に特におすすめ」と話す。小泉さんは「丹精込めて作ったので、ぜひ食べてください」と微笑んだ。
6月末頃まで、しまむらストアーや横浜水信ラスカ平塚店等で販売されている。
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