大磯町国府新宿在住の近藤鉄也さん(46)が7月15日、ゴルフのドラコン日本一を決める「ゴルフダイジェスト・ジャパン・ロングドライブ・チャンピオンシップ」の決勝大会で、シニア(45歳以上)の部で優勝、日本代表として世界大会へ出場する。
ドライバーの飛距離を競う同決勝大会は、ゴルフダイジェスト社主催の予選大会で上位だったプロ選手らが出場、東名CC(静岡県)で開かれた。
競技は「オープン」「シニア」「スーパーシニア」(50歳以上)「ウィメンズ」の部門に分かれ、2分45秒間で6球を打ち、左右40ヤードに収まった球が測定対象になる。
近藤さんは「いい球が打てず開き直った」と話す最後の6球目、ハイドローを狙って思い切り右を向いてスイング。「鳥肌が立った」という会心の当たりは390ヤードを記録し、シニア日本代表の座を手繰り寄せた。=QRコードから動画
オクラホマ州で世界の強豪と対決
世界大会「ボルヴィッック・ワールド・ロングドライブ・チャンピオンシップ」は8月30日〜9月5日、米国オクラホマ州で開催される。
怪物級の海外プロ選手が集まる中、身長175cmの体格は見劣りしそうだが、「この体でも飛ばせると驚かせ、普通の人の希望の星になりたい」と抱負を語る。
神奈中スポーツデザイン(平塚市宝町)勤務の会社員が競技を始めたのは2013年、同社運営の中伊豆グリーンクラブ(静岡県)で競技団体「ロング・ドライバーズ・オブ・ジャパン」(LDJ)の主催大会が開かれたのがきっかけ。腕試しで出場し、3位入賞してしまった。
翌年にはLDJ世界ドラコン選手権日本大会でベスト8に入り、参戦を本格化。昨年からシニア部門にも参加している。
今年は自身初の400ヤードを記録。7月14日現在のLDJ年間ポイント数は9位、シニアでは同3位に入るなど、46歳にして一流選手に成長している。飛ばす秘訣は「シャフトのしなりを上手く使い、力を入れるタイミングを合わせる」そうだ。
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