1月10日の「110番の日」にちなみ、大磯警察署は110番通報の適正な利用や犯罪被害の防止などを広報するキャンペーンをJR二宮駅の改札前通路で実施した。
署員と協力団体の関係者など約40人が集まり、2018年の湘南国際マラソン・イメージガールでPR大使を務める今井南菜子さんと林優実さんが一日警察署長に委嘱されて参加。駅利用者や通行人に花の苗やチラシを配り、110番の正しいかけ方と振り込め詐欺に対する注意、交通安全などを呼びかけた。
警察犬の両親を持つ2歳のシェパード・ハナ号も登場。通行人に頭をなでてもらいながら啓発活動の「任務」を果たした。
笑顔で一日警察署長を務めた二人は子どもたちとの写真撮影にも応じ、「一人ひとりが防犯意識を持つことが大切」と今井さん。林さんは「町のみなさんと一緒に防犯や交通事故防止に努めていきたい」と話した。
110番は、緊急の事件や事故を通報する際の専用電話。同署では「急を要しない相談ごとや問い合わせは、警察総合相談室につながる短縮番号「♯9110」を利用してほしい」と地域住民に理解を求める。最寄りの警察署と交番でも受け付けているという。
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