大磯・二宮・中井 社会
公開日:2023.10.20
二宮町
全職員で防災学ぶ
八戸市の館合さん講演
二宮町は10月10日、二宮町全職員を対象にした「二宮町職員防災研修」を町民センターで実施した。青森県八戸市の職員で、東日本大震災に自治体職員として対応した館合裕之さんが講師を務めた。
同研修は、国の「防災意識向上プロジェクト」を活用。町職員の災害対応への理解を深め、防災体制の向上を図ることを目的に実施した。
館合さんは2009年1月1日に発生した八戸地域大規模断水の際、市職員として対応。元日のため市職員が集合できない局面を経験した。その教訓を生かし、10年には職員がいない前提の避難所運営マニュアルを作成。東日本大震災後には、PTSDに考慮しながらも子どもたちに被害を伝えるため、津波の高さのみを表現する「津波タペストリー」や、家族で話すための「防災ノート」を考案した。「子どもたちは吸収が早く、次の世代にも防災の大切さを伝えてくれる」と語り継ぐための工夫が必要であると呼び掛けた。
村田邦子町長は、「きょう聞いた話を自分事として、『二宮で災害が起きたら』と置き換えて、日々の業務に生かしてほしい」と話した。
同日、二宮町消防本部職員による熱海市土石流災害の活動についても講演された。
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