大磯・二宮・中井 意見広告
公開日:2024.02.02
県政報告さと通信No.12
ライフラインの"水"を守る県の取り組みについて
神奈川県議会議員 吉川さとし
能登半島地震で今も断水が続く地域があり、炊事や洗濯など毎日の生活を支える水の復旧が急がれます。今回は、神奈川県内で水がご自宅の蛇口に届くまでの仕組みや地震などの防災への取り組みについて、今年1月に行った2件の視察の内容も含めてご報告します。
相模大堰視察
所属する会派"かながわ未来"で1月16日に、海老名市にある相模大堰社家取水管理事務所・広域水質管理センターを視察しました。この施設は、特別地方公共団体「神奈川県内広域水道企業団(以下、企業団)」によって運営されており、相模川から一日最大62万㎥の水を取り、砂や臭いなどを除去し、綾瀬や伊勢原などの浄水場に送っています。企業団が取水し、県・横浜市・川崎市・横須賀市の水道局が各浄水場で浄水し家庭に配水しています。
神奈川県企業庁が運営する県営水道は現在、12市6町、285万人に水を供給しており、大磯町と二宮町もこの中に含まれます。現時点では、大磯と二宮に届く水のほとんどが寒川浄水場で取水・浄水された水です。しかし、今後は水需要の減少により水道施設全体の規模縮小が求められることから30年かけて寒川浄水場の機能を段階的に綾瀬浄水場に移していくことが検討されています。
大磯町東町の配管工事視察
浄水場で作られた水は各地域の配水池に送られ、そこから町内に張り巡らされた水道網で各家庭へ給水されます。
1月23日に大磯・二宮の町議会議員有志とともに大磯町内の配管工事を視察しました。この工事は、老朽化した鋳鉄管を最新の耐震性を有するGX型ダクタイル鋳鉄管に交換することで、地震に強い水道網の整備を目的として行われています。大磯・二宮に供給する寒川浄水場や平塚配水池の耐震化はほぼ100%完了している一方で、配水池から各家庭までの水道網の耐震化はまだ2割ほどにとどまっており、今後一層加速する必要があります。
給水人口減少に合わせた水道施設のダウンサイジングだけでなく、災害に強い給水体制の確立など、水を利用する町民目線を大切にしながら、水道整備を最適化するための広い視点からも会派として政策提言を行って参ります。
吉川 諭
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satoshi1982yoshikawa@gmail.com
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