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大磯らしい潤いづくり協議会 港を「恋人聖地」に 24年度計画 総会で承認

社会

公開:2024年5月10日

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挨拶する芦川会長
挨拶する芦川会長

 大磯町商工会や観光協会、町、町内に活動拠点をもつ事業者ら31団体でつくる「大磯らしい潤いづくり協議会」(芦川博昭会長)の総会が、4月26日に町立福祉センターさざれ石で開催された。

 自然や歴史・文化など大磯が持つ地域資源を生かした特色ある観光を推進して、地域に経済循環を生み出すことを目的に2020年に発足した同協議会。東武トップツアーズ株式会社が協働事業者となっている。総会では23年度の事業報告と決算のほか、24年度の事業計画と予算案が承認された。

 「大磯まつり」は、11月9日(土)、大磯プリンスホテルで開催を予定。

 新事業としては、昨年、町が主体となって開催した「ウィークリー打上げ花火」「大磯港ウォーターバトル」「大磯海辺の映画館」を、今年度から実施団体を同協議会に移行し、開催する。

 同じくみなとエリアでは恋人たちの新たな聖地「恋するなぎさ灯台」の創出に着手。昨年、大磯港に設置されたモニュメント「結蛸(むすびたこ)」のライトアップ、「願イフダ」の販路開拓などを検討するという。

 芦川会長は「昨年主催した大磯まつりには約5000人が来場し、楽しいひと時を過ごした。部分開園を控えている明治記念大磯邸園は日本で最後に残るテーマパークだと思う。これをチャンスに盛り上げたい」とあいさつ。

 池田東一郎町長は「町の発展のためにも、観光で大磯を潤してもらいたい。『明治』をテーマに、大磯まつりのさらなるパワーアップを願っています」と期待感を示した。

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