2020年度小田原市議会6月定例会が8日から開かれ、守屋輝彦市長が議会の冒頭で就任後初となる所信表明演説を行った。
登壇した守屋市長は、新型コロナウイルス感染症対策で現場に立つ医療従事者に謝意を述べた。その上で「新型コロナウイルスの影響を受けながらも、今回の市長選は前々回の選挙よりも投票率が5ポイント伸びるなど関心が高かった。生活を守る、事業者を守る、教育を守る、いのちを守ると掲げた責任の重さを改めて感じている。いかなる困難も乗り越えていく」と意気込みを話した。
市政運営の方針については、僅差となった今回の選挙結果を受け「民意をしっかり受け止めなければいけない。特筆すべきレベルに成長した市民力や地域力を生かした課題解決の取り組みは継承しつつ、新たに取り入れることは積極的に取り入れ、守屋カラーを打ち出しながら小田原の持つポテンシャルを引き出し、『世界が憧れるまち小田原』を目指す」とした。
コロナ後を見据え
守屋市長は最優先となる感染症対策にスピード感をもって対応するとしながら、市の将来像にも言及。コロナ禍の難局を「過密から分散へ、社会は新たな生活様式に変容し始めている。働き方改革やテレワークなどの取り組みは、小田原の交通網や住環境を踏まえると域外の方を呼び込むチャンスになり得る」と持論を語った。雇用環境を創出する企業誘致や起業家支援など、人材と企業を呼び込む投資を大胆に展開したいとした。
限られた財源での市民サービス提供については市民や企業、団体などと連携強化しながら進めることが大切とし、「経済、環境、社会の好循環を公民連携で相乗的に生み出したい」と語った。
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