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食品ロス解消に商品考案 若者が地域課題に取り組む

文化

公開:2020年8月8日

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ノンブランド小田原のメンバー
ノンブランド小田原のメンバー

 小田原市在住の高校生と大学生が、地域課題の解決を考える「ノンブランド小田原」を立ち上げた。食品ロスをテーマにした第1弾の企画として8月8日(土)、小田原駅東口の彩酒亭 洞でブルーベリーのアイスティーとカップケーキのセットが販売される。

 ノンブランド小田原のメンバーは小林瑞歩さん(早稲田大4年)、石黒詩織さん(同)、私立高校に通う佐藤萌々花さん(3年)、草山健吾さん(2年)、芹澤愛瞳さん(同)の5人。今年5月の小田原市長選挙で、小林さんが投票を呼び掛けるサイト『VOTE(ボート) FOR(フォー) ODAWARA(オダワラ)』を運営したことをきっかけに、社会問題に関心を持つ同世代が集まった。

 5人は6月からビデオ通話による会議を重ねてきた。地域課題のなかで、草山さんが特に興味を持っている食品ロスをテーマに活動を進めることに。環境省によると2017年度の食品ロスは612万t、小田原市の19年度調査では燃せるごみのうち、16・6%が食品ロスとなっている。

 初の取り組みの今回は、市内の農家で収穫し切れないブルーベリーを使った商品を考案。アイスティーはブルーベリーの風味を生かすために、ジャムに加工してから使用。「タピオカドリンクみたいにできたら」という若者ならではのアイデアから、一部の実はそのまま入れている。また、農作物を原価で仕入れることにもこだわった。

 販売は午前10時からと午後2時からの2回。1セット税込550円で、各回30セット限定。売り上げはひとり親世帯の支援に使う。問い合わせは販売責任者の洞【電話】0465・24・4383へ。
 

販売するブルーベリーのアイスティーとカップケーキ
販売するブルーベリーのアイスティーとカップケーキ

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