神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

小田原市と慶應義塾大 先端技術導入で協定 自動運転分野の研究など

社会

公開:2020年12月12日

  • X
  • LINE
  • hatena
守屋市長(右)と慶應義塾大の古谷教授
守屋市長(右)と慶應義塾大の古谷教授

 小田原市と慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC研究所)が12月2日、自動運転やドローンといった先端技術分野に関する包括連携協定を締結した。交通不便地域の課題研究などを視野に、教育活動の推進や活力ある地域、人材の形成を図っていく。

 市役所で行われた締結式では、守屋輝彦市長と同大ドローン社会共創コンソーシアム代表の古谷知之教授(総合政策学部)が協定書に署名。協定には地域社会の発展や観光、防災、エネルギーといった分野の振興に自律移動、自動運転といった先端技術を利活用することなどが盛り込まれている。

 締結式ではSFC研究所が現在全国で進めている道の駅での自動運転実証実験(島根県)や海難救助の際のドローン活用(神奈川県藤沢市)といった事例が報告された。同研究所は小田原市内でも既にミカン栽培でドローンを活用した取り組みを行っている。

「学術知見を行政に」

 小田原を県西地域の先端技術活用拠点と考える古谷教授。「交通不便地域での自動運転導入など、新技術を使ってもらいながら課題解決に取り組みたい。今年度中に具体的なテーマを市と取り決めたい」と話した。

 守屋市長は「地域課題を技術革新で乗り越えていこうという協定。学術の知見を行政サービスに反映させることで、市民生活の質向上と経済の好循環につなげたい」と、先端技術による効果に期待を寄せた。

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6

甘柑荘が定期公開へ

小田原市板橋

甘柑荘が定期公開へ

「虎に翼」主人公モデルゆかり

4月20日

学生主役のステージ登場

ライブイベント小田原大合戦

学生主役のステージ登場

高校生中心に企画運営

4月20日

県1部昇格を目指す

社会人サッカー久野FC

県1部昇格を目指す

昨年度からリーグに加盟

4月13日

箱根町が先駆モデル地域に

オーバーツーリズム対策

箱根町が先駆モデル地域に

混雑緩和へ、今夏事業開始

4月13日

1市2町でプラスに

公示地価

1市2町でプラスに

バブル期以来の上昇基調

4月6日

新作はMFゴースト版

小田原市マンホールカード

新作はMFゴースト版

市内誘客 人気アニメ活用

4月6日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 4月13日0:00更新

  • 4月6日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook